第4回 高次脳機能障害検討会を開催しました。

平成29年2月24日(金)第4回高次脳機能障害検討会を開催しました。


今回は成人の高次脳機能障害の方の事例検討となりました。行政や関係機関の支援員の方々や家族に高次脳機能障害を持つ家族会の方々、医療機関、福祉機関、教育機関関係者など14名の参加がありました。

関係機関の方々の現状報告を受けて、様々な立場の方から、質問や意見交換が行われました。意見交換の中で、現状の課題の整理を行い、今後の支援の方針を話し合いました。一例として、1. 服薬の管理、2. 相談支援専門員一人で対応することの困難さ、外部機関、外部機能等とのつながりの強化などがあげられました。


高次脳機能障害の方は、人によって症状がまったく異なり、また、その方をとりまく環境によっても、顕在化する症状は異なってきます。そのため、家族、行政、医療、福祉施設のそれぞれの支援だけでなく、一体となった情報の共有と連携が、最大の支援となる場合があります。

検討会では、普段個々で支援や業務にあたっている様々な業種・職種の方が一堂に集まり、それぞれの立場の特性を生かしたアドバイス等の意見交換ができます。

高次脳機能障害当事者・ご家族の方々、行政、医療機関、福祉機関、学校関係、その中で相談したいことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。


koujinoukinou.ibaraki@gmail.com 


次回は、6月ごろ開催予定です。ご参加をお待ちしています。


大人とこどもの高次脳機能障害の支援を考える会いばらき

高次脳機能障害は交通事故などによる頭部外傷や脳の疾患により脳を損傷して生じる障害です。脳の損傷した年齢によって子供にも大人にも存在します。高次脳機能障害の方は日常生活の中でさまざまな不都合や暮らしにくさに直面します。学校や友人関係、学校卒業後の就職などにも困る場合があります。当会では、ご本人やご家族の抱える困難を、病院・学校・行政・就労先などさまざまな方面から一緒に考えていきたいと思います。

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